「なぁ輝…どうゆうこと?」

状況が理解できない


「ずっと好きやったん、沙羅のこと。ちっさい時から」


「えっ…?」


「でも、何年たっても沙羅は俺を男として見てなかった。“幼なじみ”として見てたやろ?」

輝…ずっと前から同じ気持ちやったんや…


「じゃぁ、何で彩ちゃんと付き合ったん?」


「…沙羅を忘れるためや。俺達は幼なじみ止まりなんやって自分に思い込ませた。」


「なんでそんなっ…「でもあかんかったっ!」」


輝泣いてるやん…



「やっぱり、沙羅が好きやねん」


嬉しかった
輝にこんなにも想われていたなんて



「輝ぁ…」


「なんや…?」


「あたしも輝のことずっとずっと前から好きやってん。今も大好きや」



…ギュッ…


輝はあたしを抱きしめた


「俺も大好きやで。」



あたしを抱きしめてるコイツは幼なじみかつ

“恋人”