それからのあたしの生活は、本当に苦痛だった。

篠沢享也となんか、しゃべる気にならいあたし。

仕方なく、ただ篠沢享也と、その仲間を見ている事しかできない。

しかも、あたしが一番悲劇を受けたのは、蓮斗とカナさんが付き合ってる事だ。

放課後は、嫌でも目に入る。
カナさんが蓮斗に腕組みをして、蓮斗は面倒くさそうにポケットに手を突っ込み、2人が歩いていく。