「丁度いい機会だし、2人に提案があるんだよね♪」
篠沢享也は、クイッと口角をあげた。
嫌……この口角…嫌い!!!!

「実は…今、カナが来ててさ♪」カナ…?どこかで聞いたような名前の気が………あ!!!!

「どーもー♪カナだよぉ♪久しぶりね?蓮ちゃん♪
もー…あれから全然シてくれないんだもん。カナ寂しかったんだよぉ?」
1人の女子高生が、数学準備室のドアを開けて入ってきた。
思い出した。
初めてこの高校にきた時、蓮斗とヤってた人だ!!!!!!!!!!

「どーゆーつもりだよ」
ため息をはいてから、蓮斗が立ち上がる。