そのまますぐに家に着いて郁とはお別れ。



自分の部屋に閉じこもり、さっきの郁の言葉を思い出す。



郁が好きになった子…。



どんな子なんだろう。



アメリカにいたときの子?



それとも同じ学校の子?


それだったら、あたしが知っている人なのかな。



いろんなことが頭をよぎる。



あたし、気づかないうちにこんなにも郁のこと好きになってたんだ…。