「あー…。塚お前暑くねぇの?笑 スウェットとか…、見てる方が暑いよ笑」



『いゃぁ、別に暑くは…ねえ…よ?笑
あっそこ右ねー♪』



「本当かよ笑
了解♪
よっと…!!!」




ぐぃんッ!!




急に勢いよくしたせいか、あたしは酔ってしまった。





『ぉぃ!零汰オメェ危ねぇだろうが!!気ぃつけろよ!!』






「ははははは笑 ビビってやがる笑 うけるー笑」





『てめぇなぁ!!』




「ははは笑 あれ?美紀あの仔俺等と同じく制服着てんぞ?見たことあるか?」




『ぁ?』




あたし達の目の前を通り過ぎた女がいた。
しかも見たことない女のこだった。





『あたしねぇよ?あんなこ…。つーか今学校の時間だよな?何やってんだ?あんなとこで…。』




「だよなぁ。付いてってみっか」




『は?笑 まずくね?笑
変な奴だって思われちまうぢゃん』




「大丈夫大丈夫笑」





零汰ゎスピードを落としながら、女のこの後を付いて行き始めた。






おいおい汗
とんだけだよこいつ…。通報されたらどうすんだし…。





あたしは身を隠しながら様子をうかがった。