百合「じゃ!私帰るね!!おじゃましました
   〜っ。」

真奈「来てくれてありがとう!またね〜」

百合は帰っていった。
話して良かった…。

それから、頭の中は先生のことばかり
だった。


〜♪

携帯が鳴った。


着信:小原先生


…うそ?!!

真奈「も、もしもし」

小原先生「もしもし?相沢?…だよな」

真奈「はい!どうしたんですか!?」

小原先生「いや。特に用事ねえけど、
     暇だったからさ」

暇電…してくれたんだ…。
そんなさりげない優しさにも
キュンとくる。

真奈「てか課題全然わかんない件。」

小原先生「相沢が学校来ればいつでも
     教えてやるよ」

真奈「え!学校行っていいの?」

小原先生「おう、いつでも来い」

そんなの毎日行っちゃうかもよ、先生。

真奈「じゃあ明日行く!」

小原先生「了解。待ってる」

そう言って先生は電話を切った。