「ン…」

俺は、その女にキスをした。



その時、ブーッとバイブが鳴った。




『優さん、時間です。』


「ねぇ、入れないの?」

女は、オレを睨んできた。


「うん…、今日はもうこれでオシマイ。また今度、続きしよ?」




「あっそ。」








いそいそと女は、着替え始めた。






バサッ


女は、一万円札を数枚置いて、

「またね。」


と言って、部屋を出て行った。