足の不自由な女性も

いかにも無職の感じのヤンキーも

地味めなおばさんだって
おなかが大きい…



何で私だけ…
悔しさと悲しさがこみあげる


仕方ないでしょ…


染色体の異常なんだから…

待っている間
頭の中はグルグル回っていた…



待った時間は長かったが



その日の診察はほんのわずかの時間で終わった。



繰り返す流産

医者ですら
説明を省略。


帰り

受付の人に自分から

「またダメでした」
とうっすら笑いながら話していた。

こんな時何もおかしい事なんてない…

ただ無理して元気でいようとしているだけ…


もう訳が分からない…

ここの病院にはいられない気がして

もう来たくないと決心した。