淡々と月日は流れた



レンはクラスが違ったけれど、休み時間には不思議と視界の中に入っていた。




運動会やマラソン大会…


レンはいつでも目立つ存在


私は気付かれないように目で追う事しか出来なかったけれど…



いつもニコニコしているレン。




小学生の私は



恋している自分に気がつかないでいた。