一方、

涼は自分勝手な行動による負の連鎖に飲み込まれていった…



そのことで言い合いになると決まって過呼吸になり、自分で自分の身体を痛めつけ、パニックになった。



私は怖くて怖くて膝が震えた。


問い詰める私。

死のうとする卑怯な涼。



許すことで、



それをないものになかったことに思い込みたかった…


飛び降り自殺未遂。


私の心に衝撃と恐怖を刻んだのは間違えない事実。



逃げたくても逃げれないとは


こういう状況のことだと思った。

その後も繰り返される修羅場。


私がデパスと言う薬を手放せなくなったのは…涼からの現実逃避。

例えわずかの時間でも…