―――その後




再び流産という最悪の結果を迎えました。



仕事と言って、帰って来ない涼を待ち続け、孤独の中で、痛みと戦いながら、


お風呂場での悪夢に理性を失いそうにもなりました。


その場から逃げだしたくても、泣きたくても、怖くても…誰も助けてはくれない。

流れ出た大量の鮮血と物体…



私は深く傷つきました…。


繋がらない涼への電話…



そしてとうとう、
トオルにメールを送ります。



それはすがる気持ちから




何事もなかったかのように・・・