「ちょっと!!話あるんやけど!」


「何やって!」

「何やってじゃないでしょ!」

また言い争い…

いつもこの繰り返し…。

涼は掴んだ手を振り払ってシャワーを浴びに行った。

(全く話になんない…)


涼のシャワーの音だけが
静かなアパートに響いていた。