“ゴメン いつのまにか寝てしまってた”
…本当にそう?私の事避けたんじゃないの?…
少し疑いながらもその言葉を信じる。
“あとどれ位で着く?”
“1時間位かな”
トオルを独占してメールが出来る時間も
あと少しか…
“昨日は長い間メール付き合ってくれて ありがとねとっくに約束の次のバス停過ぎてたでしょ?”
“気付いてたんや”
“うん”
そりゃ気付くよ。ずっと時計ばかり気にしてメールしてたんだから…。
今頃電車に揺られているのかなぁ…
そんな事を想像していると
“今、オレの隣に座ってるおばさん、口開けて寝てるよ”
普通の何気ないメール。 内容なんてどうでもいい。
トオルとメールでも繋がっていれる事が幸せだった。
今、彼の横に座っているそのおばさんが羨ましかった。
…本当にそう?私の事避けたんじゃないの?…
少し疑いながらもその言葉を信じる。
“あとどれ位で着く?”
“1時間位かな”
トオルを独占してメールが出来る時間も
あと少しか…
“昨日は長い間メール付き合ってくれて ありがとねとっくに約束の次のバス停過ぎてたでしょ?”
“気付いてたんや”
“うん”
そりゃ気付くよ。ずっと時計ばかり気にしてメールしてたんだから…。
今頃電車に揺られているのかなぁ…
そんな事を想像していると
“今、オレの隣に座ってるおばさん、口開けて寝てるよ”
普通の何気ないメール。 内容なんてどうでもいい。
トオルとメールでも繋がっていれる事が幸せだった。
今、彼の横に座っているそのおばさんが羨ましかった。