なんて事が朝にあったのだ。 と朝の事を振り返りながら自分に言い聞かせる。 軽く自分で自分を笑い頭をかいた。 しかし、あの女はどこにいったのだろうか。 かしゃん、とフェンスにもたれかかり町を見渡した。 町というか村といった方がしっくりくるのだろうか。 ど田舎なのに無駄に都会ぶろうと頑張っているのが分かる。 全く近づくどころか掠りもしてないが。