「あっ、ここでいいよ」 家の近くの公園で立ち止まった。 「家、この辺り?」 「うん、すぐそこ。送ってくれてありがとう」 私が言うと、矢野くんはじゃあなと言って歩いていった。 家に帰って、なんだかんだで疲れていた私は、そのまま眠ってしまった。