「あ。今日は塾だった」

助かったよ、瑠花の塾!!

「ごめん。やっぱり、帰るわ」

「うん。ごめんね」

いくら決まりとは言っても、瑠花に嘘をつくのは辛い…

ごめんね瑠花。

わたしは瑠花が見えなくなるまで、見送った。

だって、もし振り向いたらバレちゃうでしょ?
そこは念入りに。

わたしは、急いで社長代理の元に走って行った。

「お待たせしました。あのー…何か?」

「はい。事務所の方に来ていだけますか?」

「…はい」

わたしは事務所の車!?に乗り込んだ。

正直、初めて行くからワクワクするんだよね♪



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