それから 私はずっと
ウ゛ィジュアル君を見つめるようになった。


チラ見・・・という名のガン見を。


ウ゛ィジュアル君は目が合うと 困ったような照れたような笑い顔で 軽く頭を下げて 「どうも」 って言ってくれる。


負けじとニコーーーーーーーーーッ
と返す。


「ウ゛ィジュアル君見てんの?」

しおにゃんが喋りかける。

「うん、ウ゛ィジュアル君ーーーーーーーーーの鎖骨?」




バシッ!!



その瞬間 何してんねん と笑いながら
頭をシバかれた。

何故にーーー?


皆も分かるよね?
夏服カッターから
チラッと見える鎖骨が・・・
ハァ ハァ ハァ・・・・

たまんねぇ・・・・。


はっ!!!!

今 私意識とんでた!
こんな感じで私の萌える人の出会いは始まった。