「え?なにが~?」


あたしが何を言いたいのか分かっているくせに、能天気な顔。



突っ込んでほしいの?


いや…多分、そうだよね。



「その格好…」


「えへへ~」



ニヤニヤとしながら、あたしの前に立ちはだかったと思えば、くるりと回って見せる。


そんなことしなくても
一目で分かる。



中学の時とはまるで違う。


髪を黒から明るい赤に染め
化粧もバッチリで


てか、なに!?そのスカートの短さ!



「………」



違いが明らかすぎて
言葉もでないよ…