「じゃあね」
「うん、またメールするね」

親友の佳奈子、悠と別れて一人で帰る。















「あの、妃兎蒔さんですか?」
・・・・え?

誰この叔母さん。



大体28才位かな。

「はい…、そうですが…?」

「良かった…
 あ、あの今日から我が家に住むことになるのは知ってますよね?」

・・・・(^_^;)?


「あ、でもなんかいってたかも…」

嗚呼、良かった!!もし違ったら死んでた!!」

死なないと思うけどね、なんて思ってたら彼女は急に思いがけない言葉を発した。

「だって私たちの執事さんになってくれるんだから有り難いわ~」





 ・・・今なんと。




「しかも大人居ないから大変だろうけど頑張ってね!!」
「いやいやいやいや…かってに話を進めないで下さいよ。」

「あ、ごめんね?
まだ家の話をしてなかったね。
はい、この紙に書いてるから
じゃあ、私いないから頑張ってね」