私も・・・ 私も省吾に会いたかった! 何度、会いに行こうか 何度、携帯のボタンを押そうとしたか… けど、勇気がなくて出来なかった。 後悔だけが心に募っていった。 「省吾っ!私っ・・・!」 気持ちを伝えようとしたら、省吾の手によって止められた。 「言わなくてもわかってる。 瞳が悲しそうな目をした理由も全部…」 その暖かな手の体温で余計に涙が溢れた。