「うそ・・・マジで?」



「うん・・・・」




「や…、やったーー!!」



ここは廊下なのを忘れて省吾の顔がパッと明るくなった。





「えっ、決まり?決まりなんだよな?」



まるで自分が受かったみたいに嬉しそうに私の肩を揺らす。






「本当だよ」


私もつられて少し笑った。





「あぁー、よかった!深刻そうな顔をするから心配したぜ」





ドキ・・・・



当てられたように胸が鳴る。






・・・でも私が言いたいことは、これじゃない。





「なら、これからも一緒に・・・」

「あのねっ!」