その時丁度、真帆がキャンプ場を見つけ、俺らはそっちに行った。


それからカレー作りが開始した。


「祐介!ニンジンでかすぎだよ!」


「はあ?大丈夫だろ、これくらい」


いつもどおりに戻り、やっぱり言い合い。


これやってる時が一番楽しい。


優里の事をいじめたりすんのも楽しい。


「できたぁ!」


はしゃぐ優里は飯盒で作ったご飯をお皿に入れ、カレーを盛ってもらう準備をしてた。


「気が早ぇんだよ」


「いいじゃん、出来た所から食べていいっって先生言ってたし。しかも、もう12時だよ??」


「食べ過ぎんなよ。これ以上太ったらヤバいからなお前」


「太るとか言わないでよ!別にいいの!ほっといて」


ほっといて、と言われてちょっとショックな俺。


確かに、ふとるとかいいすぎかも。