(え~!?マジっすか…)


我に返りタオル一枚の自分の姿が

恥ずかしくなった


真琴は完全に寝てしまっている


しょんぼりと仕方なくスエットに着替える


冷蔵庫からビールを出して

真琴の横に座った


完全なノーメイク…

それでも真琴は充分可愛かった


(俺やから許しといたるわ…)

そう言って真琴のほっぺにキスをした


(こんな無防備な顔して…)


やはり残念な事に変わりないが

拓は充分幸せだった


愛してやまない彼女がやっと

自分のものになったのだ


真琴の頭を上げ腕枕をして

ソファーの横で添い寝し呟いた



(もう絶対離せへんで…!)