康平と拓がそのままそのテーブルにつき

すぐに後輩が料理を取り分け運んでくれた



「真琴…今日は有難う

俺誘う時めちゃめちゃ緊張したんやで!」




その拓の言葉に康平が驚いている


(拓のやつ…なかなかやるなぁ~

俺らが気回す事なかったんかぁ~)




そこに恭二も登場し6人は

出会った頃の話で盛り上がった




拓と真琴も同じ気持ちで

二人の中の時間が戻る



一瞬であの頃の記憶が蘇り

胸を熱くする…



出会った頃のときめき

不安な時の戸惑い


気持ちを確かめあった時の充実

別れた時の挫折…



二人の気持ちは繋がった



もういちど許されるものなら

この同じ相手とやり直したい…



二人に交わす言葉はいらなかった