名残惜しそうな彼女らとは

適当な理由でその日は別れた


恭二がまた携帯をチェックする

そして今度はノリのいいタイプの

女の子を誘っている


恭二の携帯に登録されている

女の子の数に康平は呆れていた

300人は超えている



暫くするとその女の子たちがやってきた


すぐ意気投合してカラオケボックスへ



だがここでも盛り上がっているのは

康平と恭二それに女の子たちだけだった


拓は相変わらず上の空だった



「なぁ康平!拓のやつだいぶ重症やな」

「そうみたいやなぁ~」


恭二らもお手上げだった


仕方なく今日はそのまま帰る事にして

その場はお開きにした


女の子を送った後拓が悪そうに言った


「ちょっと俺の家で飲んで行く?」


康平と恭二は明日の作戦を立てるため

拓の家に行く事にした