次の日

父は朝から拓がやってきたと思っている


自己紹介と年始の挨拶をして

おせち料理とお雑煮を食べている


父も拓の事はまんざらでもない様子だ

スポーツマンなら基本的にOKなのである


単純な父で良かった(笑)


早く二人きりになりたい拓だったが

父が中々離してくれなかった


気に入られすぎたかも知れない・・・


やっと開放され二人は真琴の部屋へ


「真琴・・・薫くんとこ行こか・・・」


拓から言ってくれて助かった

やはり私からは言いにくかったから


もう明日から野球部は練習が始まるらしい


早く終った日に薫の元へ

報告に行く事を約束した・・・