大好きな真琴の部屋に今一人でいる・・・

いやでも拓のテンションがあがる


でもここは真琴の家で下には

ご両親がいる・・・


拓は欲求を抑えるのに必死だった


スウェットに着替え真琴のベッドに

潜り込んでみる


ふかふかでいい匂いがする


思わず抱いてしまいたくなる衝動に

かられる・・・


(今日のところは我慢や・・・

焦るな、俺!!!)


ベッドにゴロンとしたまま

真琴が来るのを待っていた


パジャマに着替えた真琴が入ってきた

ほんのりピンクに色づいた頬が可愛い


(そんな可愛い顔で見られたら

俺、我慢できへんやん・・・)


「こっちおいで!」と拓が言った


一瞬薫の事が頭をよぎった

誘い方もよく似ている


私は慌てて隣の部屋に布団を取りに行く


「拓も手伝ってよ~!」

布団をベッドの横に敷く


「そんなん、いらんのに・・・」


「いいえ!こっちはいりますので・・・」


突然拓が私を抱きしめる


「ちょ、ちょっと待ってよ!」


「解ってる・・・少しの間だけ

こうさしといて・・・」


拓は黙って私を抱きすくめる


「真琴・・・大好きやで!」

そう言って体を離し


「もう寝る?それとももうちょっと

話する?」っと聞いた


今日一日色んな事があって興奮して

眠れそうにない


もう少し話をする事にして

二人は布団の上に並んで座った