その日の晩

祐輔からメールが届いた


『今日はありがとう!楽しかったで~

告白~!! 実は今日ツレの圭太から

彼女と真琴ちゃんとカラオケって聞いて

俺から頼んでついて来た!』


『そうやったんか~(^^ゞまぁ祥子の彼も

紹介してほしかったし、楽しかったし

良かったんちゃう!?

こっちこそ送ってもろて有難う!』


すぐに返信がきた


『彼氏みたいなんおるって聞いてるけど

ホンマなん!?』


『そのとおりです・・・』


『それは残念(;一_一)

でも友達になって~、っで別れたら

すぐ立候補するから(笑)』


『友達大歓迎やで!

これからもヨロシク(^^♪』


運命って不思議なものだ


もし薫と出会ってなかったら…

拓とも出会ってなかったら…


私は祐輔と付き合っていたのかな?



薫の時間は今止まったままなのに

私の時間は刻々と過ぎていく



今の私は確かに前に向かって歩いている


立ち止まる事はなかった・・・