誰かに打ち明けたかったんだろう…     

一通り話し終わって

気持ちが落ち着いたのか     

祥子の表情は明るかった


「真琴~どう思う~?」


「今拓くんは彼女はいてないんやろう? 

それやったら可能性はあるやん


まだデートとかもした事ないんやったら

一回ちゃんと誘ってみいよー 


まずは友達からでもいいやん 

協力するし~」


「そやな~真琴に言うてよかった~

今度カラオケとか誘ってみよか? 

真琴!付き合ってや~」


「もちろん!!!」


「それに私のツレでK校の子おるから

いろんな情報ゲットできると思うで~」




この時の私の提案がその後 

祥子を苦しめる事になるとは

予想もしなかった…