楽しい時間はあっという間に過ぎた

もう11時近い


「そろそろ帰るわ~

今日はホンマに楽しかったで!」


そう言って母や寝ている父にも挨拶をした

「ご馳走様でした!お邪魔しました~」


「は~い!気つけて帰るんよ~」っと母


「ちょっとそこまで送ってくるわ!」

私はそう言ってコートを引っ掛け外に出た


凛と冷たい外の空気に思わず身震いする

「風邪ひくからもうええで!はよ中入り!」


「う~んじゃ気つけて~

帰ったらメールして!」


「おぅ!バイバイ~」


そう言って歩きかけた薫が

走って戻ってきてこう言った


「明日、さっきの続きしよか・・・」


(もう・・・薫はこんなんばっかなんやから)


暖かい部屋に戻りベッドに入った


さっきの余韻を感じながらいつの間にか

真琴は眠っていた・・・