「あぁ~疲れた~ちょっと休憩!」

そう言って薫はゴロっと

ベッドに寝そべっている


「もう~休憩ばっかりやん!

もっと集中しいよ!」

私が怒っても薫のペースは上がらない


「そんなんやったら私帰るで!」


「いやや~帰らんとって~!」

そう言って甘えた表情で私を見つめる


(あかん!私この薫の顔に弱いねん・・・)


そんな気持ちを見透かしたように

薫は誘ってくる


「真琴も休憩しいよ~こっちおいで!!」


(ちょっと~超ヤバイんですけど~~!!!)


「真面目にしなさ~い!」


「いやや!俺マジメちゃうもん~

英語嫌いやも~ん!」


完璧ふざけている


「嫌いなん英語だけちゃうやん!」


「そんな事ないで!好きなんあるで~!」


(へぇ~なかなかやるやん・・・)


私が感心していると

急に後ろから抱きしめてきた


「好きなん保健!しかも実技!!!」


「アホかぁ!!!」

私は薫のほっぺたをつねった・・・