真っ暗の世界で、ただ私は祈った。

休み時間が終わらないことを。



ずっと泣いてて気づきにくかったけど、

ある声に気づく。



「松井!松井~~!ま・つ・い!!」



げ、先生・・・・・・?


願いも届かず、休み時間が終わったか。



そして、顔を上げると、そこには先生ではなく、

フワフワモサモサの髪の人。





え、相原??




一瞬疑ったけど、違った。




「松井、泣いてる?大丈夫?」