「ねぇ、聞いてる?しつこい子、キライだってさ!ウチの愛には勝てなかったみたいだねー♪」



よくそんな人の気持ちも知らずに言えるよ。


本当に人間としてできてない人だと思った。


でも、なぜか相原はそうは思わなかった。



多分、どこかで信じていたから。


あんなに優しかった人が、こんなこと言えるわけないから。


きっと本当の相原の気持ちじゃないって、心の底から信じてたから。



疑えもしないほど、




愛した人だから。