その上、お給料なんて、スズメの涙ほど。。
教えてもらっている、修行だと思うしかない。

[でも、これじゃあ、いまの家出るしかないよなぁ。。]

ミナミは、親友ハルナと約1年前から、ルームシェアをしていた。
ハルナとは、小学校からの親友で、仕事に、恋愛にとなんでも打ち明けれる、
唯一無二の存在だ。
そんなハルナと、一緒に住もうとなったのは、某テレビドラマの影響だ。
主人公の女の子が、ルームシェアをしている生活が楽しそうで楽しそうで仕方なかった。
ミナミ『したいねー。私たちも!一緒に住んだら、みんな呼んでさ!パーティーしようよ!』
ハルナ『いいねー!!クリスマスパーティーに、お月見、女子会に、
あっあいつも呼んでやるか!』
あいつとは、私たちの中学の同級生、ちぃ兄だ。
同級生なのに、しっかりしたお兄ちゃんのような存在。老けてるともいえるが、、、。

ミナミもハルナも同じB型同士。
したいなぁーという、小さな希望から、どんどん妄想が膨らみ、やりたい事はやるしかないよね!!という、考えに変わっていくのに、そう時間はかからなかった。