「いいですよ(笑)好きぢゃなかったし。」 「え?またどうして?」 「楽しい思い出より、嫌な思い出のが積もってしまったからです。」 「そっかぁ。」 「はい。」 「いい人現れるから、焦るな!!」 「そうですね(笑)」 すると、急に芝宮さんの顔が近づいてきた―‥ 「俺が可愛くしてあげるから。」 耳元の囁きが、ドキッとした。