会場に着くと、思ってたよりたくさんの人がいた。


あたしが、キョロキョロしてると恭がエスコートしてくれた。


そんな恭がかっこよくて、思わず赤面した。///


会場に入って、ちょっと経った。


すると、向こうの方から腕を組んだ男女が歩いてきた。


「恭っ!早かったじゃない?」

「早く来て悪いかよ。」


「お前にしては、珍しいってことだよ。笑」


かなり親しげで、誰だろうと思っていると、


「あらっ?!恭。
そちらの方は??」


女の人が、あたしの方を見て言った。


すると、恭が、


「俺の彼女。
憂莉、こっち俺の両親。」


あたしは、慌てて、


「はっ初めましてっ!
天野憂莉です!///」


と言って、ペこりと頭を下げた。