・・・・・・・どうしよう・・・。


もし、あたしが妊娠したって恭に言ったら迷惑かけちゃうよね・・・・。


恭は、留学をやめちゃうと思う。


このことは、秘密にしなきゃ。


あたしは、この子を1人で育てる覚悟を決めた。


・・・・プルルルル!!


あたしの携帯が鳴った。


・・・恭からだ。


「・・・・もしもし。」


「憂莉?
俺、お前とちゃんと話がしたい。」


「うん。あたしも。」


「明日会えるか?」


「うん。」


「明日の1時に迎えに行く。」


「わかった。」


あたしは、電話を切った。