先輩の言葉が…先輩の口調が冷たく感じた

わかっている


けど…その言葉を受け止めることができなかった


彼女はもうつくらない…?

頭の中で何度も繰り返される


「美花ちゃん?」

先輩が私の近くに来た

「なんで?」

「え?」

なんで?どうして…

望んだんだろう

わかっていた

無理って

あんなかっこいい人なんかと付き合えるわけないのに
どうしてこんなに嫌なの?

「美…」

先輩が言いかけたと同時に私は口を開いた

「どうして…私じゃだめなんですか」

もちろん先輩は驚いている
そして…

私自身も

わかっていたことなのに泣いていた事に驚いた