「翡翠、お母さんに会うことはできないけど、お母さんはいつでもお空から翡翠のことを見守ってくれているんだ。」 「ほんと?」 「ほんとだ。だから翡翠はいい子にしてなきゃダメだぞ?悪いことしたら、お母さんが雷になって怒りに来るかもしれない。」 「怖あい!」 けらけら笑う翡翠。 このとき、すでに翡翠の頭からは昨夜の記憶が消えてしまっていた。