物音が大きくなり、翡翠も目が覚めた。

「お母さん…?」

目をこすりながら麗子を探すがいない。

翡翠はベッドから降りて1階に向かった。



「やだ!やめて!」

「うるさい!」

麗子は口を塞がれて服を乱暴に脱がされた。

「いやあ!」

「黙れ!」

「痛っ!」

何かで殴られて頭から血が流れてくる。

「…お母さん?」

「翡翠!」

「チッ。子どももいたのか。」

「っ翡翠逃げて!」

「お母さん?誰おじさん?」