「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 私は気づけば病院のベッドにいた。弟も私の隣のベッドで寝ていた。 「朔!」 誰かに呼ばれて目を向けるとそこには、遥人、ボス、結城、香住さん、陽、燐、明、斗真が泣きそうな顔でいた。 「みんな………私、助けられなかった。」 涙が止まらなかった。 結城に優しく抱きしめてもらいもっと涙が出た。