時計はあっという間に1時を過ぎ私たちはマンションを出た。 「いつも歩くのか?」 「走り」 「…走らねーの?」 「じゃ走る」 そう言い私は走りだしたいつものペースじゃなくて遥人に合わせて。 一時走り1つのボロい倉庫らしき所についた。 「……お、お前…速すぎ…ハァハァ」 「ごめん。遥人、私の後ろに必ずいて」 「あ、あぁ」