ティラに熱愛され、私は王宮にあがった。



 その時から…プレストは私のお母さんのような人だった。



「…ミラさま…。もっと感情を出してよろしいのですよ。ティラさまへの気持ち…表現してもよろしいのですよ」



「…プレスト…。ありがとう」



 嫉妬なんか恥ずかしいと思ってた。



 でも、プレストの前じゃ、気取ってられないな。



「ミラさま―!」