わたくしが滞在できる限り、ミラを守るけれど…。



 本当はティラが守るもの。



「そなた…結婚式の時、誓いましたよね。『私の愛は未来永劫そなたのもの』と」



 言いつめるわたくし。



 ちょっと荒いことをしてるけど、これしか方法がない。



「…ミラを守るのは私だ!姉上。誰の手にも渡さぬ」



「その意気です。多分…今はわたくしがついていたほうがよさそうね。明日来た方がいいわ。おやすみ、ティラ」