「ひっぅ…うっ…」



「ミラ。大丈夫、泣いていいのよ…。でもね、ティラが惚れた女はミラ。あなたひとりなのよ…」



 ユラ…。



 ユラ…私のお姉ちゃん…。



「すぅ…」



 私はだんだんと意識がなくなっていった。



「いいこ…ね。ミラは…。我慢強いわ…」