私とユラはキャピキャピと喋ってた。



 キリがないような…。



「…姉上は…ミラのことを本当の妹のようにかわいがる。肉親がいないミラにとって楽しい時間なんだろう」



「そうですね。幸せそうですもの」



「ま、とりあえず…。姉上!よくエジプトにいらっしゃいました。まずは部屋の方へ!」



「ティラ」



 私はユラを部屋に案内し、宴の間へ行った。



 今夜はユラをもてなす宴。