今日はとても暑かった。まだ6月だというのに太陽は容赦なく人々に照り付け、ムンムンとしていた。そんな暑さに私とすれ違う人達、皆うんざりした顔をしていた。私はそんな人達を見ながら足を急がせた。早く待ち合わせ場所に行かないと・・・
「本当、急にごめんね・・・冬夏。」
「ん、別に良いよ。気にしてない。」
そんな茹だるような暑さの中、私は唯一の幼なじみである桜に呼ばれある静かなカフェに来ていた。私はカフェオレを、桜はアイスココアをそれぞれ注文した。
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