「あー、だってこりすいつまで経っても起きねーんだもん。
これじゃ夜が明けちまうんじゃねぇかと思って」

「だ、だからってなんでおんぶなんだよっ!」


は、恥ずかしいだろ!


「えー?あ、お姫様抱っこがよかったのか」


それは気づかなかった、と りーくんは言う。


「そういう問題じゃないだろ!
というか、私重いだろ?降りる」



私はりーくんから降りようとする。