「ごめん.....」

「ねぇくるみちゃん?
本当のこと、教えてあげる。
僕はねぇ、くるみちゃん!
君のことが大っ嫌いなんだよ!」


え.....?

私の...聞き間違いか?


「それも、昔っからね!
近くに年の近い子がいなかったから君と一緒にいただけ。
正確に言うといてあげた、かな。
僕がいなくなった理由?
そんなの君にどうして教えなきゃいけないの?
僕にとって君は、
何でもなかったんだからさ!」



月島くんはそう言うと
にやっと笑った。