また? と呆れながら 再び振り返ると、 「・・・」 「・・・え?」 一瞬口に合ったった 柔らかいもの。 「じゃ、明日ね杏」 そして、 何事もなかったかのように 過ぎ去る桜木。 「何急に・・・」 ま、 別にキス慣れてるから いいけど。 腐るほど したことあるし。 「・・・」 でも、 なんだか気持ちを感じなかった。 と、思うのは女のカン なのか? 少し、 不安だ桜木。 今までとは 何かが違う気がする。